石巻市民球場


    住所 宮城県石巻市南境字新小堤18
    観客収容人数 10,000人(内野席1,300人+外野席8,700人)
    両翼:100m 中堅:122m


    石巻市総合運動公園内にある野球場です。
    公園内には球技場や芝生広場があり、結構規模が大きいです。


    グラウンドにはロングパイル人工芝が敷かれています。
    内野部分を茶色にしてアンツーカー風にした、最近よく見るタイプです。


    ネット裏の芝生に描かれた「TOMODACHI」のロゴマーク。

    2011年の東日本大震災の後、球場のグラウンドは自衛隊の拠点として使用されました。
    その後に野球場として再開する際、「TOMODACHIプロジェクト」の支援によりグラウンドが整備されました。
    元々は天然芝と土のグラウンドでしたが、この整備に伴い人工芝化されました。


    内野席のうち、ネット裏には個別席が並びます。
    Koboパーク宮城の外野席でも目にする、小さな背もたれが付いたタイプです。


    一・三塁側にはベンチシートが設置されています。


    外野席は芝生席になっています。


    内野席と外野席の間には、グラウンドとは独立したブルペンが設置されています。
    このクラスの野球場としては立派な造りのブルペンです。


    スコアボードはLED表示です。
    以前は選手名部分がパネル式でしたが、最近改修されたようです。


    さて、球場前にはこのような物が設置されています。
    これは国立競技場(旧)に設置されていた聖火台です。
    復興のシンボルとして、一時的に借り受けているという形で設置されています。


    2020年の東京オリンピックでは、この石巻の聖火台から聖火リレーが始まる予定だそうです。

    東日本大震災では石巻市も被害に遭い、球場の隣には今も仮設住宅が建っています。
    まだまだ復興の途中ですが、ここから先に進んでいきましょう。


    石巻市民球場へは、2008年に開催された楽天対ロッテの二軍戦を見に行きました。
    翌日の南三陸町と二連戦で開催されたものです。


    【2008年撮影】
    当時のグラウンドは天然芝でした。
    手前に見えるのはグラウンドに水を巻くスプリンクラーです。


    【2008年撮影】
    内野は土のグラウンドです。
    ピッチャーは当時在籍した下敷領悠太投手で、アンダースローのフォームが特徴でした。

    石巻では震災後も定期的に楽天の二軍戦が開催されています。
    震災を乗り越えて、グラウンドも新しく生まれ変わった石巻市民球場。
    これからも熱戦が繰り広げられる事を願います。




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