大館樹海ドーム


    住所 秋田県大館市上代野字稲荷台1-1
    観客収容人数 5,040人(内野席3,520人+外野席1,520人)
    中堅:120m 両翼:90m


    1997年にオープンした、秋田県大館市のドーム型スタジアムです。
    住宅や田んぼが広がる街中に、卵形の白い構造物が建つ様子はとても目立ちます。


    中に入ると、広々とした人工芝のグラウンドがあります。
    グラウンド形状は楕円に近い形をしており、ファウルグラウンドが結構広いです。

    基本仕様は野球場となっていますが、フットサルなどの各種スポーツ、その他イベントにも使用されます。


    グラウンドに敷かれている人工芝です。
    開場当時はあまり厚くない芝でしたが、数年前の張り替えで厚みがある芝に変わりました。
    札幌ドームで使用されているのと同じタイプだそうです。


    屋根を支えるアーチは秋田杉の集成材です。
    木造建築物としては世界最大級といわれます。


    内野席の椅子も木製で、秋田杉を贅沢に使用しています。


    外野フェンスは茶色に塗られており、これは珍しいと思います。


    外野席は人工芝が敷かれております。
    センターのスコアボードは小ぶりのLED表示です。

    外野席の後方はガラス張りになっております。
    日差しが入り明るいですが、冬場は冷気が伝わりやすく結構寒いです…。


    季節や天候を問わずに使用できる広いグラウンドは、様々なイベントに使われます。

    2000年代にはプロ野球OBによるリーグ戦「マスターズリーグ」の会場として使用されました。
    (2005年、札幌-大阪。打者は元近鉄で現議員の石井浩郎氏)


    毎年10月に開催される「本場大館きりたんぽまつり」の様子。
    きりたんぽ鍋をはじめ様々な出店があり、多くの人が集まるイベントです。
    (ちなみに床の人工芝は巻き取らず、芝の上にビニールシートを敷いています)

    大館市は雪の多い地域で、一年中スポーツやイベントに使用できる場所はとても貴重だと思います。



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