楽天イーグルス平成の森球場


住所 宮城県本吉郡南三陸町歌津字枡沢28-1
観客収容人数 10,000人(内野席1,000人+芝生席9,000人)
両翼:90m 中堅:120m


宮城県南三陸町の歌津地区にある公園「平成の森」内の野球場です。
楽天の二軍戦が定期的に開催されています。
かつての名称は「平成の森しおかぜ球場」でしたが、「楽天イーグルス平成の森球場」と変更されています。


球場のある平成の森へは、国道45号から高台に向かって長い坂道を上っていきます。

宮城県沿岸部の南三陸町は、2011年の東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けました。
しかし平成の森は高台という立地が幸いして、ほとんど被害を受けなかったようです。
周辺には仮設住宅が建てられており、今も多くの人が暮らしています。


プロ野球開催時には、坂道の途中のこの辺りに「関所」が設けられ、ここでチケットチェックをしていました。
球場の周りには区切る金網や柵が無いため、有料試合ではこのような措置が取られます。


内野席のうち、ホーム寄りの席には個別席が並びます。
これらは2019年の改修の際に、かつて宮城球場で使用していた椅子を移設したものです。
バックネット裏席は座面がクッション付きで跳ね上げ式という立派な椅子です。


【2017年撮影】
2018年以前は、ご覧のような一般的なベンチシートでした。
こうして比べるとずいぶん豪華な座席になりましたね。


外野寄りは芝生席になっています。
結構広くて角度もあります。



外野席も同様に芝生席です。
内野席のコンパクトさに比べると、一軍級の球場に負けないくらい広い外野席です。


スコアボードは2019年からLED表示にリニューアルされました。


【2017年撮影】
かつては手動パネル式で、得点表示のみでメンバー表示はありませんでした。



この平成の森球場には、震災前の2008年に訪れています。
前日の石巻との二連戦で開催された、楽天対ロッテの二軍戦を観戦しに行きました。


【2008年撮影】
コンパクトな球場で、プロのプレーを間近に見る事ができました。


【2008年撮影】
よく見ると当時のフェンスは、現在の濃い青と違い水色に塗られています。

前述の通り震災により大きな被害を負った南三陸町。
しかし震災後も定期的にプロ野球が開催されて、町の盛り上げに一役買っています。
大規模な改修も実施されて、これからも長く町民に愛される球場となる事でしょう。




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