女川町総合運動公園第二多目的運動場

住所　宮城県牡鹿郡女川町女川浜大原190 東北社会人サッカーリーグに所属するサッカークラブ「コバルトーレ女川」のホームスタジアムです。 東日本大震災の津波で大きな被害を負った女川ですが、運動公園は高台にあり難を逃れています。 ただし陸上競技場は閉場されて復興住宅が建てられ、野球場は現存していますがグラウンドは仮設住宅が建っています。 運動公園内で実際にスポーツで利用できるスタジアムは今のところここだけです。 人工芝が敷かれたグラウンド。 このスタジアムの一番の特徴は、球技場と野球場との兼用となっている所です。 サッカーグラウンド（一般一面、少年用二面）と、野球場二面を取る事ができます。 コーナー部分には、野球で言うネット裏スタンドが2ヶ所あります。 ブルーシートが敷かれた円形の場所は、野球ではホームベースとして使われるアンツーカー部分です。 反対側のコーナーにも同様の部分があります。 コバルトーレのサポーターは西側のスタンドで応援活動しています。 反対側の東側ネット裏スタンド。 構造は二ヶ所とも同じで、背もたれ無し個別席とベンチシートが並びます。 東側スタンドから見たメインスタンド。 ネット裏席に比べると小さめなのがわかります。 ゴール裏とバックスタンドは芝生席。あまり高さはありません。 スコアボードは移動式です。 東日本大震災の後、コバルトーレは一年間の活動停止を余儀なくされました。 翌年よりリーグ戦に復帰すると毎年好成績を挙げ、2016年にはリーグ優勝を果たしています。 コバルトーレの活躍は地元住民の心の支えになっていると思います。 スタジアムへのアクセスは、JR女川駅から徒歩10分ほどです。 津波で損壊した駅舎は新しくなり、駅舎内には日帰り温泉施設「ゆぽっぽ」があります。 駅周辺にも商店街「シーパルピア女川」が整備され、飲食や買い物が楽しめます。 大きな被害を負いながらも、復興に向けて進む女川の街。 是非ともサッカー観戦の際には、女川の街そのものを楽しみに行くといいと思います。 [スタジアムTOPへ戻る]

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