宮城球場[~2004年、2005年] | |
住所 宮城県仙台市宮城野区宮城野2丁目11-6 観客収容人数 28,000人 両翼:91.4m 中堅:122m 楽天イーグルスがプロ野球に参入する前の宮城球場です。 1973年~1977年までロッテオリオンズが本拠地として使用してきました。 その後も年に数試合のプロ野球が開催され、1992年にはオールスターゲームも開催されました。 バックネット裏スタンドには背もたれ付きの個別席が並びます。 内野席のバックネット寄りには、背もたれ付きのベンチシートが設置されています。 小さめの背もたれに座席番号が書かれた簡素なものです。 そこから外野寄りまではコンクリート製のベンチシートが並びます。 2000年代に入り各地に新しいスタジアムが出来る中で、どうしても古さを感じさせます。 外野席は芝生席となっています。 広さも角度もあり地方球場としては見やすいほうだと思います。 スコアボードは得点部分のみ電光式で、その他は手動式です。 選手名表記は活字体ではなく筆書きの書体になっており、独特の味わいがあります。 DH制に対応しておらず、守備時にはDHの打順に投手名が入ります。 このスコアボードを見ると、ロッテの6番に小林宏之投手が表示されています。 2004年8月、この宮城球場にて千葉ロッテマリーンズ対福岡ダイエーホークス戦が開催されました。 この時期はプロ野球再編騒動の真っ只中で、奇しくも合併構想がある両チームの対戦となりました。 来季の両チームの存続、それどころかパリーグ自体の存続も不明だったこの時期の試合。 両チームのファンは合併反対を訴えながらこの試合を観戦していました。 そして2005年、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生。 新球団の本拠地となった宮城球場は開幕戦までに急ピッチで大改修されます。 老朽化していた地方球場が、プロ野球本拠地「フルキャストスタジアム宮城」として生まれ変わりました。 椅子が全席チームカラーの赤に交換され、外野席にはウィング状のスタンドが増築されました。 グラウンドは天然芝からロングパイル人工芝に張り替えられています。 全面芝生席だった外野席も、センター側の一部を残して座席化されました。 そして手動式のスコアボードもLED化されました。 旧球場の面影を残す外野芝生席からの眺め。 前年の夏に球界再編騒動の中で外野席でプロ野球を見ていた頃、 まさか翌年にプロ野球の新球団が本拠地にするなんて想像も出来ませんでした。 当時は大きく生まれ変わった宮城球場の姿に驚いたものですが、 いま改めて見てみるとスタンドの増築もごく一部で、まだ旧球場の面影がよくわかります。 ここから毎年のようにスタジアムの増改築が進む事になります。 (スタジアム名も「フルキャスト」→「クリネックス」→「楽天Kobo」と変わる事になります) 毎年進化を続けて新しい発見がある宮城球場、これからも目が離せません。 【楽天参入後の宮城球場はこちら】 [スタジアムTOPへ戻る] |
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